ホテルや旅館が満室でも予約できる裏ワザ!空きが出やすいおすすめのタイミングも

「ホテルや旅館の予約を取ろうと思ったら、満室だった」ということはありませんか?

特定の予約サイトで満室だと予約を諦める人も多いと思いますが、まだ予約ができる可能性はあります!

今回は、ホテルや旅館が満室でも予約できる裏ワザや、キャンセルが出やすい注目したいタイミングについてお伝えします。

記事の重要ポイント
  • 「満室」でも「満室」ではない?
  • 満室でも予約できる裏ワザ①複数の予約サイトをくまなくチェック
  • 満室でも予約できる裏ワザ②ホテルの公式サイトを確認すると空室があることも
  • 満室でも予約できる裏ワザ③ホテルに直接電話をして確認すると予約できるかも
  • 空室が出やすいタイミングを知って、タイミングに合わせて空室確認を
  • ホテル予約時のよくある疑問も解決!
目次

「満室」でも「満室」ではない?

予約サイトで予約をしようと思ったら「空室なし」の表記…よくあるケースかと思います。

しかし諦めてはいけません。

宿によって方針はまちまちなのですが、万が一に備えて「予備部屋」を残しておくケースが多いです。

ひげまる

まずは「予備部屋」を用意する理由を考えてみます。

なぜ「予備部屋」を用意するのか

ホテルは「人が動かす」以上、万が一のトラブルやミスは起こることがあります。

例えば

  • 空調の故障
  • 客室備品の不具合

などで当日使えなくなるケースがあったり

宿側のミスで

  • お客様の予約と違う客室を用意してしまった。
  • お客様の予約がもれてしまっていた

など、想定外のケースが起こることもよくあります。

宿側の心理としては

万が一の際のリスクを回避しつつも、1部屋でも多く売りたい

というのが共通の認識になるかと思います。

もし予備部屋があれば

  • 予約と違う客室を用意してしまった場合

→高グレードの客室に変更することで「誠意」を見せることができる

  • 予約がもれてしまっていた場合

→予約がもれていたことを謝罪しつつ「誠意」を見せることができる

といった最悪の場合の対応も取れますし、

当日「もう少し予約を取りたい」という場合には「当日限定プラン」など、期間限定のプランを販売して

集客を狙うことも可能です。

ひげまる

予備部屋を用意するのは「リスク管理」の側面が大きいのです。

ホテルや旅館が満室でも予約できる裏ワザ

ホテルや旅館が満室でも予約できる裏ワザは以下のとおりです。

裏ワザ3選
  • 予約サイトを見る(じゃらんとか楽天トラベルとか)
  • ホテルの公式サイトを見る
  • ホテルに直接電話して確認する

ここからは、それぞれ細かく解説します!

①予約サイトを見る

普段よく利用している、お気に入りの予約サイトは決まっているかもしれませんが、他の予約サイトもチェックしてみてください。

なぜなら、予約サイトごとにホテルからの部屋の割当は異なるためです。

また、集客力が高いのは予約サイト経由の予約です。

そのため、予約が1件でも多く欲しい場合には、予約サイトで空室を出す宿も出てくるのです。

  • 予約サイト一斉に空室を出す宿
  • 特定の予約サイトのみ空室を出す宿

など、宿によって異なります。

特定の予約サイトでは希望のホテルや旅館が満室でも、違うサイトなら空室が出る可能性があるのです。

ひげまる

複数サイトで確認してみるのがポイントです!

「比較サイト」を活用して各サイトの販売状況を横断的に見てみましょう。

上記のサイトだと「HIS旅プロ」と「トラベルコ」が比較サイトにあたりますよ。

「比較サイト」はリアルタイムの販売状況とはタイムラグがあり、実際の空室状況とは異なる場合があるのですが、掲載されているサイトでは空室がある可能性が上がります。

一方、その他の予約サイトではリアルタイムな空室状況が確認できます。

時期や予約サイトよってキャンセルが出ることもありますので、一度満室になっていてもこまめに確認することで、運良く予約が取れることもありますよ。

普段利用している予約サイトで満室だった場合も、諦めないで他の予約サイトも確認してみてくださいね!

②ホテルの公式サイトを見る

複数の予約サイトをチェックしても空室が見つからなければ、ホテルの公式サイトをチェックしてみましょう。

実は、予約サイトに支払う「送客手数料」が発生する関係で、公式サイト経由の予約が利益が1番残る宿も多いです。

そのため、予約サイトでは満室でも、公式サイトでのみ、販売するケースがあります!

ホテル側は、まだ空室があっても「確実に満室になるだろう」と予測できる程度の空室になった場合に、楽天トラベルやじゃらんといった予約サイトでの受付を先にストップすることがあります。

残った空室は直接予約を受け付けることで、ダブルブッキングを防いだり、予約サイトに支払う手数料を節約したりできるからです。

ひげまる

手数料が必要ない分、安く予約できる場合や特典がつく場合もあります!数部屋だけ販売したい場合などは公式サイトのみの販売もあり得ますね。

ホテル側の事情ではありますが、こうした対応を取るホテルは少なくないので、予約サイトで満室になっている場合には公式サイトを忘れずチェックしてみましょう。

③ホテルに直接電話して確認する

空室がわずかになると、予約サイトや公式サイトでのネット予約を終了してしまうホテルもあります。

そんな時に有効なのが、直接ホテルに電話をして確認することです。

オーバーブッキングや手違いが起きないよう、空室が数室になった時点で全てのネット予約をストップしてしまうホテルは少なくありません。

そのため、ネットで満室でも直接電話をかけることで予約が取れることもあります。

ひげまる

とくに宿泊したい日程が迫っているときには電話での確認が有効です!

本当に空室がなく予約が取れないことのほうが多いため、「満室」と言われた時には無理に食い下がらないように注意してください。

また電話での直接予約は、必然的にホテル側の事務作業が増えますので、ネット予約とは値段が異なる場合もあります。詳しくはホテルに問い合わせましょう!

狙い目の予約タイミング5選

満室時でも予約ができるタイミング

ホテル予約は変動しやすく、キャンセルが出やすいタイミングがあります。

注目したいタイミングを知っておくことで、よりスムーズに空室を見つけられますよ。

注目したい予約タイミング
  • 宿泊3週間前・・・団体返室が多い
  • 宿泊1週間前・・・予約が1番動く
  • 宿泊3日前・・・キャンセル料が発生する期限となっていることが多い
  • 直前の土日・・・家族会議の結果、家族予約のキャンセルが出ることも
  • 宿泊前日、当日・・・予約サイトの返室

以下ではそれぞれのタイミングについて、なぜ予約が変動しやすいのか詳しく説明します。

宿泊3週間前|団体返室が多い

宿泊3週間前は、団体予約のキャンセルがあるなど返室も多い時期です。

修学旅行や会社の研修旅行、団体ツアーなどで利用されることの多いホテルは一気に空室が出ることも

特に夏休みなど学校が長期休みに入るシーズンや、ゴールデンウィークは予約の変動が多くなるので注目です!

宿泊1週間前|予約が1番動くタイミング

ホテル予約の変動がもっとも活発になるのが宿泊予定の1週間前です。

予約が入りやすい時期ですが、一方で予備で取っていたホテルをキャンセルする人も多いタイミングです。

またお得に宿泊できるキャンペーンなどが終了して価格変動が起きる時期でもあるので、早めのチェックを心がけましょう!

宿泊3日前|キャンセル料発生日が多い

多くのホテルでは「3日前からキャンセル料が発生する」「3日前からキャンセル料が高くなる」など、3日前からキャンセル料の変動を設けている場合が多いです。

その分、予約のキャンセルが多いタイミングでもあります!

キャンセル料が発生する直前の宿泊4日前から予約の変動が始まるので、予約を待っている人は、このタイミングを狙って(宿泊4日前から3日前)チェックすると良いですよ。

ただし宿泊3日前のため、1度予約をするとキャンセル料が発生する場合がほとんどですので注意しましょう!

直前の土日|キャンセルが出やすい

夏休みや冬休みなど学校の長期休暇中のホテル予約では、直前の土日にキャンセルが出やすいです!

家族会議や家族が集まって旅程を決めたことで、その結果キャンセルが出ることもあるのです。

宿泊前日・当日|予約サイトの返室

うっかりキャンセルを忘れていた人は、宿泊前日や当日に慌ててキャンセルをすることもあります。

ホテルのチェックイン時刻は午後3時からが多いため、当日キャンセルは正午から午後3時ごろにかけて出やすいです。

宿泊当日の空室確認が必要な場合はこの時間を狙いましょう!

ホテルや旅館で満室時の予約方法についてよくある質問

ホテルや旅館で満室時の予約方法についてよくある質問を以下にまとめました。

よくある質問一覧
  • ホテルが満室にしない理由はなぜですか?
  • ホテル予約の空室待ちとはどういう意味ですか?
  • 宿の直接予約とは何ですか?
  • 土曜日に満室になるのはなぜですか?

ホテル予約の方法やタイミングに疑問がある人はぜひチェックしてみてくださいね。

ホテルが満室にしない理由はなぜですか?

ダブルブッキングや予約の不手際の防ぐために、ホテルは予備の空室を数室持っていることがあるためです。

※ただし、ホテルの販売戦略によります。

ホテル予約の空室待ちとはどういう意味ですか?

ホテル予約の空室待ちとは、希望の部屋が満室の場合に、キャンセルが出たら連絡をもらい、予約ができる状態のことです。

宿の直接予約とは何ですか?

ホテルや旅館に直接電話したり、ホテルの公式サイトで予約したりすることです。

直接予約は、通常よりも安く予約できる場合や、キャンセル料が直前までかからないなどのメリットがあります。

部屋や滞在時の希望も伝えやすく、質問がある場合も直接返答がもらえます。

土曜日に満室になるのはなぜですか?

土日の休みを使って旅行する人が多いため、土曜日の宿泊は予約が埋まりやすい傾向にあります。

まとめ|予約サイトが満室でも直接確認で予約できる可能性あり!

今回はホテルや旅館が満席のときにも予約ができる裏ワザについてお伝えしました。

記事のまとめ
  • 「満室」でも「満室ではない」ケースがよくある
  • 満室でも予約できる裏ワザ①複数の予約サイトをくまなくチェック
  • 満室でも予約できる裏ワザ②ホテルの公式サイトを確認すると空室があることも
  • 満室でも予約できる裏ワザ③ホテルに直接電話をして確認すると、予約できるかも
  • 空室が出やすいタイミングを知って、タイミングに合わせて空室確認を
  • ホテル予約時のよくある疑問も解決!

いつも使っている予約サイトで満室でも、他のサイトなら空室があるかもしれないので、まずは複数の予約サイトをチェックしてみてください。

また、ホテルや旅館の公式サイトを見たり、電話で直接確認したりすることで予約できる可能性もあります。

ぜひ本記事で紹介した裏ワザを活用してみてくださいね。

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この記事を書いた人

浮いた宿泊代でもう一度旅行に行ける!
・旅行会社セール情報
・今ホットな宿泊助成
・ホテルマンだから語れる裏技
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